メバル釣り完全ガイド|初心者でも釣れるコツとテクニック
1. メバルとは?
メバルは日本沿岸の根魚で、夜行性のため夜釣りが基本です。春告魚と呼ばれていて、春先に活性が高まります。2月ごろに産卵をし、その前後は栄養摂取のためによく餌を捕食するというイメージです。比較的初心者でも釣りやすいターゲットです。ここではそんなメバルをワームやルアーで釣るメバリングについてご紹介します。
2. メバル釣りのベストシーズンと時間帯
おすすめのシーズン
- 春(3月~6月): 産卵後で活性が高いです
- 秋(10月~12月): 水温が安定し、エサをよく食べます
おすすめの時間帯
- 日中でも釣れないことはないですが、いわゆる夕マヅメからが好調です。
- 夜もよく、深夜もよく釣れます。
3. メバルが釣れるポイント3選
- 常夜灯のある漁港
- 磯場やゴロタ浜
- 堤防のキワ
共通しているのはメバルの隠れ家になるストラクチャー(障害物)があるということです。岩場や壁だけでなく、海藻なども隠れ家になります。
4. おすすめの仕掛けとタックル
ルアー釣り
- ロッド(メバル用やライトソルト用ロッドULパワー5~7ft)
- リール(~2000番前後)
- メインライン(エステルライン0.3号)
- リーダー(フロロカーボンライン0.6号)
- ワーム(1.5~3インチ)
- ジグヘッド(0.5~3g)
エステルラインは高感度でアタリを取りやすく、メバルの繊細なバイトを逃しにくいのが特徴です。シロギス釣りなどではホンテロンとして売られていたものと同質のものです。エステルは比重が高く風や潮の影響を受けにくいため、軽量ジグヘッドでも操作しやすく、適度な張りがリグのアクションをダイレクトに伝えます。水中で浮き上がることも沈みすぎることもなく、PEよりライントラブルが少なく扱いやすい点も魅力。反面、耐摩耗性が低いため、根ズレ対策としてフロロカーボンリーダーを結ぶのが一般的です。感度と操作性の高さから、メバルのジグ単ゲームに最適なラインです。
プラグを使う場合
- ロッド(メバル用やライトソルト用ロッドULパワー5~7ft)
- リール(~2000番前後)
- メインライン(PEライン0.3号)
- リーダー(フロロカーボンライン0.6号)
- ルアー(メバル用シンキングペンシル40~50mmなど)
ジグ単ではなく、ハードプラグなどを使う場合はPEラインでよいでしょう。衝撃に強いものをつかったほうが、ルアーのロストは少ないです。感度もよいです。結束はどちらもトリプルサージェンスノットで十分でしょう。簡単なものでよいです。スナップを使う場合は最も小さいものを選ぶとよいです。ジグ単も同じです。
案外日中に釣れることもあります。上の写真は釣り歴=年齢の筆者が釣った魚です。サイトフィッシング含めて連発しました。
5. 釣り方とアクション
- スローリトリーブ
- リフト&フォール
- ドリフト
釣り方はただ巻きがよいでしょう。スローリトリーブということです。ドリフトは流れに流すことでこれもよく効きます。やっていることはスローリトリーブです。リフト&フォールはリールを半回転~3回ほど巻き上げてとめて、を繰り返してルアーを上下に動かす誘いです。アピールを強めたいときに使うとよいのですが、まずはただ巻きがおすすめです。キャスト後に上の層から着水後の秒数を数えて1秒ずつ層を刻むように誘うとよいです。ボトムについていることも考えるとボトムから探るのもよいでしょう。
6. いかがでしたか
20cm後半になるとメバルは食べても美味しいです。刺し身等も美味しいのですが、小骨が多いので、おすすめは煮付けです。「水:酒:みりん:しょうゆ:砂糖 = 5:1:1:1:1」の黄金比で作ってみてください。
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